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PICK UP
『新世界』1周年スペシャルライブ・ファイナル

最高峰の“弾き語り・歌もの”クラッシュ!!
未知の荒野に足を踏み込む巨人 VS 大穴的存在の異色・実力派デュオ

三上寛:Vocal & Guitar

VS

たけしこうじ
土生“TICO”剛(リトルテンポ):Steel pan
二羽高次(BREATH MARK):Vocal & Guitar

弾き語りの巨人(ジャイアント)と呼ぶに相応しいリビングレジェンドが、西麻布「新世界」に遂に初登場!
現代詩が持つ調和無きジオメタリックを、シュールリアリズムとも称される東北の土着性で溶解し“怨歌”にまで高めた巨人、三上寛。
90年代を境に、画期的なエレクトリックギターサウンド奏法を携え“怨歌”を更に激しい運動性を含む有機的ものへと変換した。世紀をまたぎ、現在、その評価は国内に止まらず、欧州、中米、アジアにまで拡大飛び火中である。
巨人に挑むは、Little Tempoのバンマス、土生“TICO”剛(ときたけし)とBREATH MARK=二羽高次(ふたばこうじ)の異色デュオ「たけしこうじ」。
各々のルーティーンバンドのコンテンポラリー性とは一線を画す、ディープなその音世界は“歌もの新世代”の旗頭に相応しく、“巡礼”と称す神出鬼没な辺境ライブ活動は、全国津々浦々に、その歌世界から抜け出せない妄信的信者を増殖中。
未知の領域に踏み込む巨人に、過去1度の競演も無かった異色デュオの未知なる顔合わせ。
これを音楽的事件と呼ばずしてなんと言えよう!
必見です!!


三上寛/プロフィール

※三上寛最新インタビューコチラからお読みになれます。全人類の皆さま必読価値有!
http://shinsekai9.jp/yorimichi/2011/10/03/mikami-interview/

1950(昭和25)年青森県小泊村(現中泊町)出身。警察学校中退後、上京し、音楽活動を始める。71年、(21歳の時)レコードデビュー、アルバム『三上寛の世界』をリリース。同年の中津川フォーク・ジャンボリーで伝説的なライヴ・パフォーマンスを行い一躍脚光を浴びる。翌年、藤圭子のヒット曲『夢は夜ひらく』を三上寛流の演歌=怨歌にに昇華。74年、山下洋輔トリオのメンバーやカットアップの手法なども取り入れた『BANG!』をリリース、78年には、“70’S三上寛スタイル”の完成をみた『負ける時もあるだろう』をリリース。それまでの活動に対して、本人は「これまでにオレの作詞
方法は、現代詩から学んだ技術の延長上にあった。そこで言葉はデザイン化され、オレの『声質』がそれを細かく選択していく、とういう風に作られていったように思う。」と著書で語っている。

79年には、処女詩集『お父さんが見た海』を発表。又、俳優としても活躍。寺山修司監督の『田園に死す』(1974年) を皮切りに、『新仁義なき戦い 組長の首 』(1975年/監督:深作欣二)、『戦場のメリークリスマス』(1983年/監督:大島渚)、『トパーズ』(1992年/監督:村上龍)、日活ロマンポルノ作品など20本近い映画やTVドラマに出演、映画音楽も手懸ける。ちなみに映画出演で親交を深めたピラニア軍団のアルバムもプロデュースしている。

80年代は、2枚のアルバムをリリースするが、新曲のリリースは無く、82年を最後に8年もの間、レコーディング活動から遠ざかる事になる。この時期は、TVのレポーター、司会、コメンティーターとして繁栄に出演、役者として活動、エッセイの連載などで、新たなる才能が知れ渡るようになる。

そして、90年代に入り[PSF Records]から怒濤のリリース・ラッシュが開始される。自己のアルバムを毎年1枚ずつのペースでリリース。吉沢元治/灰野敬とのコラボレーション、石塚俊明/灰野敬二とのバンド「バサラ」でのリリースなど、80年代から一転して90年代は歌手・三上寛の改たな幕開けとなった。これまでの演奏、曲作り、歌い方とは違うスタイル〜演奏はエレキ・ギターとなり、歌はエモーション溢れる寛流ブルーズに。詩はモノリスのような言葉が立ちはだかった。2000年には、音楽活動30周年記念の13枚組『三上寛ボックス』を発表、自伝の書籍『三上寛怨歌に生きる』も刊行する。

2000年代も、その活動ペースは更なる加速が加わる。自己のアルバムの定期的なリリース。古沢良治郎/明田川之/林栄一/國中勝男/小山彰太/ JOJO広重/山本精一/辛恵英/佐藤通弘/沢田としき、とのコラボレーション。浦邊雅祥/石塚俊明とのバンド「三社」、そして「バサラ」のリリース。又2004年にはフランスのレーベルからもアルバムがリリースされ、海外でのライブ活動も繁栄化して行く〜〇2004年/フランスツアー【パリ、ブレスト、ナント、リヨン、ジュネーブ、マルセイユ、メッツ】、〇2005年/イギリス【グラスゴー】、〇2006年/イギリス【ニューキャッスル】、〇2007年/ヨーロッパツアー【ブルックセル、リヨン、ジュネーブ、メッツ、ブレスト、パリ、マルセイユ】、〇2008年/ベルリン/ポーランド、/イギリス【ロンドン】、/ヨーロッパツアー【パリ、リール、ナント、リヨン、ジュネーブ、オランダ、ベルギー、イギリス】、〇2009年/フランス【ニーム】、/イギリス【ロンドン】、〇2010年/キム・ドウス招聘〜韓国【ソウル、テグ】、〇2011年/メキシコ、等。昨年、還暦を迎えるも、その音楽は止まる事を知らず、近年は寛流の浄瑠璃[語りもの音楽]といった方が判りやすい唯一無比なスタイルへと辿り着ている。別格な、声、言葉、ギターを三位一体に、前人未踏の荒野に足を踏み込んでいる、今の三上寛のブッ飛び方、半端ないっス!!


たけしこうじ/プロフィール
波止場、田んぼ、盛り場、はたまた鎮守の森にまで!?現在地、推定不能の巡礼活動。究極の唄ものを探求するは、Little Tempoのバンマス土生“TICO”剛(ときたけし)とBREATH MARK=二羽高次(ふたばこうじ)の異色デュオ「たけしこうじ」。

日本発、最高峰のレゲエ・インスト・バンド“LITTLE TEMPO”のバンマス、土生”TICO”剛と、ワン&オンリーな声と歌唱を持つシンガーソングライター“BREATH MARK”=二羽高次の夢のコラボレーション!
ルーティーンバンドのコンテンポラリー性とは一線を画す、そのディープな音世界を引っさげ全国絶賛ドサまわり巡礼中!

愛に溢れる繊細な音色のスティール・パン!魂を鷲掴みにされる、圧倒的な唄声!
フォークより無骨で、島唄のように懐かしさがタイムレスな感覚を誘う。
日本人の心(ゲノム)を思い出させる、魂の唄の数々 (感動、泣けマス)

『たけし』 土生“TICO”剛(ときたけし)  http://www.littletempo.com/
高校時代はサイコビリーバンド『エルビスロットン』でギターを担当。 1994年に自動車事故でサンズの河を渡りかけるが失敗、無事生還する。その後中古レコード店『ギャビー』でアルバイトをしながら音楽活動を続け現在に至る。演奏、DJ、プロデューサー、流し等精力的に活動中。
今年6月にリトルテンポの待望のNEWアルバム『太陽の花嫁』をリリース。

『こうじ』 二羽高次(ふたばこうじ) http://myspace.com/breathmarkofficial
’95年活動開始。『DYNAMO』(midi)『SOMA』(flavour ofsound)、『防波堤の空』、『ヨイトマケの唄/BARRICADE』(flavour ofsound)、『太陽の人』(avex)、『んの次』(arigateiments)等をリリース。弾き語り他、たけしこうじ、栗原務とのデュオ等、全国ライブ活動中。

11/2(水・祝日前)

出演/三上寛
たけしこうじ(土生“TICO”剛/リトルテンポ:Steel pan、二羽高次/BREATH MARK:Vocal & Guitar)

オープン/19:00
ライブ/20:00〜
☆限定100人
料金/予約:¥2,800(ドリンク別)
当日:¥3,300(ドリンク別)