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湯山玲子presents 爆クラ 「美男クラシック」

こういう見立ては、それなりの通人のセレクターとトークが必定!
と言うわけで、ゲストには、ロッキングオン、スタジオボイスで健筆をふるい、この数年、オペラを中心にクラシック分野に進出し、この度「オペラティック! 女子的オペラ鑑賞のススメ」を上梓された小田島久恵さん。
ファッションとロックを小気味よく横断しつつチャーミングな文体は私もファンだったのですが、こういう女性が目利きになってくると、よりクラシックの魅力が多面的に伝えられることとなるので、業界も数倍楽しくなる。

さて、「美男クラシック」ですが小田島女史によると、「クラシック業界に美男が多いのは、ナルシズムが必要な究極の自己鍛錬の世界だからです」だそう。
「デリカシー、美意識、バランス感覚・・・、クラシックの世界に生きていると必然的に”美”について考える頻度が増え、平均的な男脳を越えた”美”脳になるんですよっ」と、何だか、イメトレっぽくもなったきちゃった。

タイトルコンセプトを電話で伝えた瞬間、もはや「山」「川」ってなもので、何のすり合わせも必要なし。
皆さんご納得のセレクトと、小田島、湯山のワンアンドオンリーなマニア好みの双方にて、ガンガンに攻めていきます。
男好きの女性の方はもちろんのこと、男好きの男性の方、腐女子、老けセン、見立て好き、嘆美派の皆様、是非、クラシック界の”美男”たちと、バーチャルデートして見ませんか?

教養としてのクラシックではなく、ドミューンに親しんだクラブ耳を持つ人にこそ体験してほしい、この爆音音浴。
生演奏がデフォルトだけれど、録音とオーディオという現代のテクノが入ってこその、音と脳と身体とのセッションを堪能して下さい。

ゲスト
小田島久恵(おだじまひさえ)
岩手県生まれ。
「ロッキングオン」編集を経てフリーランスのライターに。
音楽(クラシック、ロック、ポップス)映画についてのレビューやエッセイ、インタビューを執筆。
オペラの中のアンチ・フェミニズム問題を分析した連載なども展開。著作に「クラ女のショパン」(共著)。
趣味はピアノ演奏と、パワーストーン蒐集。

席亭
湯山玲子(ゆやまれいこ)
著述家、ディレクター。
著作に『女ひとり寿司』(幻冬舍文庫)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え』(ワニブックス等)。
父君がクラシック作曲家、湯山昭という環境に育ちつつも、ハマったのはクラブミュージックで、著書『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)は、クラブ文化を都市や歴史風土の観点から分析、論考を行った。
坂本龍一との対談がwebマガジンcommmonsで連載中。
日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。

2月15日(水)
湯山玲子presents
爆クラ <第九夜>「美男クラシック」
席亭
湯山玲子(ゆやまれいこ)
ゲスト
小田島久恵(おだじまひさえ)
開場:19:15
開演:20:00
19:15〜20時開演前には、秘密の映像が流れます。

料金:¥2,000+ドリンクオーダー
学割:¥1,000+ドリンクオーダー