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湯山玲子presents 爆クラ 「怖い! クラシック音楽」

もそも、恐怖と音の関係は、根源的なモノなのか、それに加えて、文化の中で固有に培われ、生活の中で”すり込まれているモノなのか?!
ゲイリー芦屋さんの頭の中にある豊富な音楽アーカイヴの中から、選ばれていくのは、リゲティ、バルトーク、メシアン、クセナキス、その他現代音楽諸々。加えて、とい古典的な楽曲の中で「恐怖」について触れている楽曲をひもといたり、20世紀の映画時代になって、映像と共に効果として使われるようになった音楽について触れてみたり、そもそもその曲が出来た理由がかなりカルトなものだったり、のもろもろが、この”第10夜”にワルブルギスの夜のように大集結します。

ゲイリーさん曰く「はっきり言って、女子はドン引きするような、ヲタな内容なんだろうと、思うんですがまあそういう作家なのでしょうがないですねー」。
いやいや、女性はもう心身共にその存在自体がホラーなので(笑)、あえて自分の中のその部分をブラッシュアップするためにも是非、ご来場下さい。
男性の方は、もう、自分が「よせばいいのに、貞子の謎を探ろうとする真田広之」の心境で、ぜひ。

教養としてのクラシックではなく、ドミューンに親しんだクラブ耳を持つ人にこそ体験してほしい、この爆音音浴。
生演奏がデフォルトだけれど、録音とオーディオという現代のテクノが入ってこその、音と脳と身体とのセッションを堪能して下さい。

ゲスト
ゲイリー芦屋(ゲイリーあしや)

作曲家、編曲家。東京都出身。幼少の頃からクラシックピアノのレッスンを受けて育つ。
中学生時代はイエロー・マジック・オーケストラ、高校生時代はバート・バカラックなどに影響を受ける。
大学時代はビッグバンドジャズオーケストラに参加して活動すると共にジャズとクラシック双方の理論を学び、打ち込みによる作曲・編曲を始める。
映画、ビデオ音楽としては『CURE』(黒沢清監督)、『富江 re-birth』(清水崇監督)、『呪怨1.2』(清水崇監督)、『3on3』(佐々木浩久監督)。騎亜
テレビドラマ、番組では『ルームシェアの女』(NHK)、ピンポン!(TBS)など。マニュアル・オブ・エラーズ・アーティスツに所属。

席亭
湯山玲子(ゆやまれいこ)

著述家、ディレクター。
著作に『女ひとり寿司』(幻冬舍文庫)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え』(ワニブックス等)。
父君がクラシック作曲家、湯山昭という環境に育ちつつも、ハマったのはクラブミュージックで、著書『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)は、クラブ文化を都市や歴史風土の観点から分析、論考を行った。
坂本龍一との対談がwebマガジンcommmonsで連載中。
日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。

3.14(水)
湯山玲子presents
爆クラ <第十夜>「怖い! クラシック音楽」

席亭:湯山玲子
ゲスト:ゲイリー芦屋

door open / 19:15
start / 20:00
*19:15〜20時開演前には、秘密の映像が流れます。

料金:¥2,000+ドリンクオーダー
学割: ¥1,000+ドリンクオーダー