若き頃、大阪・十三の銭湯を溜まり場としていた吉永マサユキが写真家になるきっかけとなった作品『SENTO』。
これまで何度か写真集の話が持ちあがるも、銭湯を舞台にすれば自然と写り込んでしまうイチモツに尻込みして実現しませんでしたが、それがこのたび待望の写真集化!!
海外販売を主に考えていましたが、印刷屋数社から印刷自体を断られるなど、数々の苦難を乗り越えて実現した結果、今年で第5回となり、4月20日からフランス・パリで開催されたInternational Photobook Festival Kasselにおいて、昨年のベスト写真集にノミネートされました!
国内でも個展や極一部の書店で販売したところ、手拭いを使った装丁(5種類)が受けに受け、大好評となっております。
限定1000部のレアな写真集を、ぜひこの機会に開場でお手に取ってみてください!
当日は、吉永マサユキと映画『サウダーヂ』が世界中で評判となっている富田克也監督が、お互いの作品を紹介しつつ、その根底にある不良文化について語り尽くします!
【吉永マサユキ】
1964年、大阪・十三生まれ。
1991年、大阪写真専門学校・夜間部卒業。新聞配達、的屋、左官屋、水商売、佐川急便など様々な職を経験。
1989年より様々なカメラマンのフリーアシスタントをしながら作品を制作。
1995年に独立、現在に至る。
主な写真集には、『Bosozoku』(Trolley Books・英国/2002)『族』(リトルモア/2003)『Gothic & Lolita』(PHAIDON PRESS・英国/2007)『若き日本人の肖像』(リトルモア/2009)などがある。
【富田克也】
1972年山梨県甲府市生まれ。
東海大学甲府高等学校卒業後、音楽の道を志し上京。
音楽活動に出口を見いだせず映画を観まくる日々、いつしか自身で映画を撮りたいと思うようになる。
都内で配送業に従事しながら、製作期間5年、上映時間140分の処女作『雲の上』(8mm) を2003年に発表。
監督、脚本、編集を自ら手がけたこの作品は「映画美学校映画祭2004」の最優秀スカラシップを受賞。
この賞金を原資に『国道20号線』(16mm/77min)を製作し2007年に発表。
同年10月に甲府の桜座で自主上映会を開催後、東京渋谷UPLINK Xにてロードショー公開。
2008年に入り単館系劇場にて全国公開された。
「映画芸術」誌上にて2007年日本映画ベスト9位選出、映画界に波紋を呼び、文化庁の主催する日韓映画祭を含む国内外の映画祭で多数上映されてきた。
『SENTO』と『サウダーヂ』、
そして「不良文化」
吉永マサユキと映画『サウダーヂ』が世界中で評判となっている富田克也監督が、お互いの作品を紹介しつつ、その根底にある不良文化について語り尽くします!
出演:吉永マサユキ
富田克也
OPEN:19:00
START:20:00
ご予約:2,000円+ドリンク代
当日券:2,500円+ドリンク代