文字サイズ: | | オリジナル
PICK UP
湯山玲子presents 爆クラ 「 クラシックとその物語性について・・・・」

クラシック音楽には、定番の構成手法があります。たとえば、ソナタ形式。
最初に序奏があって、その後に最初のテーマメロが出てきて、展開して、もう一回テーマメロが再現されて、エンディングを迎えるといったような構成は、小説や物語の世界でよく言われるところの、起承転結にかたちが似てもいます。
「人は何に感動するのか?!」という問いに関しては、いろんな分析がありますが、神話として残されているものの共通点などを考えると、「人が見たり聞いたりするときに必ず納得する」展開というものが確実にあるのだろうと思います。
ゲームクリエイターとして、その奥義を扱った飯野さんによる、「物語性から見たクラシック」というお題。2013年の初頭から、これ一冊、本になりそうな高密度の一夜になりそうな予感ですよ!
教養としてのクラシックではなく、ドミューンに親しんだクラブ耳を持つ人にこそ体験してほしい、この爆音音浴。
生演奏がデフォルトだけれど、録音とオーディオという現代の テクノが入ってこその、音と脳と身体とのセッションを堪能して下さい。

飯野賢治(いいの けんじ)
ゲームクリエイター、ミュージシャン

1970年生まれ。
小学校5,6年の時に作ったゲームがコンテストで入賞するなど、早くからゲームクリエイターとしての才能を発揮。
95年に発表した「Dの食卓」が全世界で100万本のセールスを記録し、「マルチメディアグランプリ95通産大臣賞」を受賞。
97年には画面がなく音だけでプレイするゲーム「リアルサウンド 風のリグレット」を発表して話題となる。
2009年には、Wii用アクションゲーム「きみとぼくと立体。」の企画とディレクションを手がけている。
福島第一原発事故後に、ブログで発表したテキストが話題となり出版されるに至った「息子へ。」(幻冬舎)など発言者としても注目を集めている。

席亭 湯山玲子(ゆやまれいこ)
著述家、ディレクター。著作に『女ひとり寿司』(幻冬舍文庫)、『女装する女』(新潮新 書)、『四十路越え』(ワニブックス)、近著に『ビッチの触り方』(飛鳥新社)等。10月に幻冬舍から上野千鶴子との対談本が出版予定。父君がク ラシック作曲家、湯山昭という環境に育ちつつも、ハマったのはクラブミュージックで、 著書『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)は、クラブ文化を都市や歴史風土の観点から 分析、論考を行った。日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。

1.16(水)
湯山玲子presents
爆クラ <第19夜>
「 クラシックとその物語性について・・・・」

席亭:湯山玲子
ゲスト:飯野賢治

door open 19:15
start 20:00

料金:¥3,000+ドリンクオーダー
学割:¥1,500+ドリンクオーダー