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PICK UP
復活!TERRA Theatre

あの三軒茶屋で、絶体絶命な神話空間をデザインしたBarTERRAが、オールナイト・イベントとして音楽実験室・新世界に復活!
2013年TERRAのキー・コンセプトは、《乙女から妖精へ》。
ヴァルスな舞曲にアルコールを混ぜ和えて、ミュージカルに身体を召喚するオルギーな夜。
妖精の漂うダンス・パフォーマンスにつつまれて、“TERRA Theatre/テラ劇場”なる新世界を存分におたのしみください。
また、誰でも踊れる舞曲からベリーやバレエの名曲を沢山掛けますので、レオタードにチュチュなどコスプレ衣装ご持参の上、自由形式でステージにもご参加ください。
もちろん、絶体絶品な南インドTERRA Curryもご用意してお迎えいたします。
2.14テラ劇場で、なかよく朝までお酒と踊りで遊びましょう♡

《乙女から妖精へ。》by Rei Owada

 あたしがいつまでも妖精でいられるのは、男の精を吸っているからよ。

 人は無目的に欲情できない。人と人が交わるってことは、異なるものが何らか目的みたいな同種のものを共有するってことと同義で、ほぼ純粋に無意味な邂逅っていうのは邂逅とは呼ばない。生きているうちから、もうとうに死んで墓標に意味づけられたミイラのように生身の人間と交わりたいの、あたしは森羅万象とそのように交わりたい。そういうのを邂逅っていうと思うの。だってほら、今日も無数の人々があたしの肉体に上を通り過ぎていく。或るひとは視線で、或るひとは言葉であたしを侵犯する。でもね、人は自然や宇宙と邂逅するように他人とは邂逅できない。人間である以上、物理的な接触には動的な現象が必ずくっついて周り、意味とか解釈とかそういうものが自然発生する。それが交わりってものでしょ。あたしはそれが好きなの。煩悶はやがてあたしの体に美しい紋様を描くでしょう。蔓がのびるように、同根の枝が交わるように。紋様が緻密さを増すたび、あたしの衣装は透明になる。踊るように、眠るように、そしてまた、出会うように。あたしの肉体が、子宮が、四肢が喋りだす。人があたしに望むのはそれ。その為にまっさらに産まれてきたのよ。あたしを勇気づけるのは、そうして獲得した骨肉が人々を歓喜させるに充分だっていう事実です。筋肉の話はしたくはないわ。これは努力じゃないの。あたしの宿命。他に愛するものなど知らないのだから。

 あたしが欲情する男、そんなものがもしいるとしたら、静かに精が強い人ね。パロールなんか要らない。黙秘の衝動が欲しい。翼を折らないで。あたしが明日も踊れるように、永遠に誰かを待てるように。貴方には通り過ぎて欲しいの。誰かと貴方を隔てるもの、そんなのわからない。ただ、その瞬間がくればわかるということだけを予め知っている。

 無垢な時間が過ぎて、人生は綱渡りのロープの上よ。誰も彼もが張りつめたロープの上で束の間巡り会うサーカスの男と女みたい。降りることのできない舞台がはじまるの。

☆Belly Dancer
TANiSHQ

☆ゲストDJ
DJ赤貝a.k.a.湯山玲子

2.14(木)
TERRA Theatre/テラ劇場

☆DJ
KO-Chang
Sugar-t
SEKI HIDEKIYO

☆Belly Dance
【出演】
1st : KAORI&YUMNAH
2st:TANiSHQ

☆ゲストDJ
DJ赤貝a.k.a.湯山玲子

☆ゲストミュージシャン 秋山璃帆(trumpet)

☆Food
南インドTERRA Curry ¥500

☆開宴時間
21:00~28:00

☆入場料 Entrance
¥2,000 + ドリンク代

みなさまのご来場を心よりお待ちしております♡