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湯山玲子presents 爆クラ「キャラ萌えクラシック」

『ベルサイユのばら』のオスカルが弾くヴァイオリン・ソナタを皮切りに、千秋(『のだめカンタービレ』)、淳兄(『坂道のアポロン』)、ディミトリ(『黒薔薇アリス』)など、音楽を奏でるキャラクターたちのコマを、実際の音とともに検証。はたしてマンガに描きこまれた音のない「音楽」は、キャラクターたちにどんな影響をおよぼしていたのか!?また、音楽の力自体がモチーフとなった作品を世に出している手塚治虫、萩尾望都、大島弓子などの作品から、この場面に流れているのはこの曲のはず!という思い込み見立てまで。クラシック音楽とマンガに精通した高野麻衣さんとならできる、今までになかったクラシックの味わい方。爆クラならではの、カルチャークロッシングなテーマは、必見&必聴です。

教養としてのクラシックではなく、ドミューンに親しんだクラブ耳を持つ人にこそ体験し てほしい、この爆音音浴。生演奏がデフォルトだけれど、録音とオーディオという現代の テクノが入ってこその、音と脳と身体とのセッションを堪能して下さい。

●プログラム(予定)
バッハ=ノイマン:ヴァイオリンとチェロのための20の二重奏曲集
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第28番
フォーレ:「レクイエム」~ピエ・イエス
シューベルト:菩提樹
ヘンデル:ハレルヤ・コーラス
サン=サーンス:死の舞踏
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番~第3楽章
サティ:ジュ・トゥ・ヴ
ほか

高野舞衣(たかのまい)
ライター
上智大学文学部史学科卒。『ぶらあぼ』編集部を経てフリー。
得意分野は音楽とマンガと乙女文化。『CDジャーナル』『サイゾー』『宝塚イズム』等に執筆するほか、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭などカルチャーイベントに関わる。
著作に『乙女のクラシック』(新人物往来社)、『マンガと音楽の甘い関係』(太田出版)。

席亭 湯山玲子(ゆやまれいこ)
著述家、ディレクター。
著作に『女ひとり寿司』(幻冬舍文庫)、『女装する女』(新潮新 書)、『四十路越え』(ワニブックス)、近著に『ビッチの触り方』(飛鳥新社)、『快楽上等! 3.11以降を生きる』(幻冬舎)等。父君がクラシック作曲家、湯山昭という環境に育ちつつも、ハマったのはクラブミュージックで、 著書『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)は、クラブ文化を都市や歴史風土の観点から 分析、論考を行った。
日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。

3.15(金)
湯山玲子presents 爆クラ<第20夜>
「キャラ萌えクラシック」

席亭:湯山玲子
ゲスト:高野麻衣

door open 19:15
start 20:00

料金:¥3,000+ドリンクオーダー
学割:¥1,500+ドリンクオーダー