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MICHIKO IKEDA & RIANTO Dance Collaboration 『RUANG TUBUH ルアン トゥブッ ~対話する身体の分光器(プリズム)~』


ルアン トゥブッ(身体広間)へようこそ。
池田聖智子とリアント。バレエとガムラン。ジャンルの異なる二人のダンサーによるコラボレーション。
それぞれのフィールドの境界を越え、二つの身体の分光器は共鳴し共犯する。何にも束縛されない自由な物語を奏でていく。与えあう純粋な矛盾。透明な中二階での無数の出会いと別れ。その先に見える一瞬の残像は観る者を異次元へといざなう。そして二人の対話に寄り添い包み込む、マンダラ模様のサウンドスケープ。春日聡の紡ぐ音響彫刻は舞人を挑発し、触発し、さらに大きな一つのストーリーの誕生へと物語全体を進めていく。
発生と蒸発を繰り返す、瞬間の回廊の彼方へ。

【出演者プロフィール】

池田聖智子 Michiko Ikeda
法村・友井バレエ学校を経てフランス・カンヌのロゼラ・ハイタワー国際舞踊学校、ニューヨークのマーサ・グラハム・コンテンポラリーダンススクールにて研鑽を積む。帰国後数々の作品を発表。2002年にバリ島の創作舞踊団アルティ・ファンデーションの日本公演でグンデル・ワヤンとの作品「響」を発表。2004年シュトゥットガルトバレエ団前芸術監督マリシア・ハイデとブラジルの振付家イスマエル・イヴォの共同作品「テンペスト」のバンコク公演(国際平和基金主催)に出演。その他様々なジャンルの音楽家との共作・共演多数。また、精神修行として湧気行(ゆうきこう)の出羽三山での修行に参加。瞑想・滝行、登拝を通じて心と身体のつながりを模索しながら、現在“祈り”をテーマに自らのダンス表現を探求し続けている。ダンス・スタジオ「スフェール・グノシェンヌ」主宰。
http://www14.ocn.ne.jp/~gno/index.html


リアント Rianto
インドネシア共和国バニュマス出身。2004年インドネシア国立芸術大学(ISI)スラカルタ校舞踊科卒業。ジャワ古典舞踊、バニュマス地方の伝統舞踊レンゲルの女形舞踊手として活躍する一方、自身の振付作品をインドネシア、韓国、台湾等で発表。
2005年より韓国の振付家シン・へ・ハ(Sen Hea Ha)の作品に参加、ヨーロッパ各地で公演を行う。2009年1月在ワシントンインドネシア大使館より招聘され、オバマ新大統領就任式の一環であるレセプションにて舞踊を披露。
日本においては2006年デワンダルダンスカンパニーを立ち上げ、後進の指導にあたると共に、パパ・タラフマラ、八丈太鼓などと共演多数。
ジャワ古典舞踊、艶やかな女形さらにダイナミックなコンテンポラリーダンスまで、そのしなやかで力強い肉体を駆使した独自の表現方法を模索している。

http://blogs.yahoo.co.jp/dewandaru2006


春日聡 Akira Kasuga
美術家、映像・音響作家、映像人類学研究者。東京藝大先端芸術表現領域博士後期課程修了。博士(美術/Ph.D, Art)。
音響彫刻、インスタレーション、映像・音響作品を発表。自作インスタレーション空間や「John Zone’s COBRA東京作戦・椹木野衣[殺す・な]部隊」(2003年山本現代)、「live n_ext」(2004年スパイラルホール+ICC)、「超気配ブックセンター」(2005年ABC六本木店)、「EXECUTORS」(2006年ZAIM)等で演奏。横川理彦(音楽家)や東野祥子(ダンサー/a.k.a.煙巻ヨーコ)と共演。1990年より日本列島各地、バリ島、ネパール等で無形文化、聖地に関するフィールド・ワークを続ける。記録映画「Sekala Niskala スカラ=ニスカラ ~バリの音と陶酔の共鳴~」を各地で上映。

8/25(日)
MICHIKO IKEDA & RIANTO Dance Collaboration
『RUANG TUBUH ルアン トゥブッ ~対話する身体の分光器(プリズム)~』

【出演】
池田聖智子 (ダンス)
リアント (ダンス)
春日聡 (音楽)

【開場】16:30
【開演】17:00

【料金】
予約 2,500円+ドリンク代
当日 3,000円+ドリンク代