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湯山玲子presents 爆クラ 第27夜「ムーグ山本による、クラシックアヴァンギャルドの巻」

バッファロードーターのムーグ山本さん。
彼が物事を判断する「カッコいい」には、「時代のその先の予感」というアートの共通概念と、「この世や人間を超えた領域」が常に感じられます。
たとえば、「A11o1」という楽曲サビに無彩色が急にネオンの色彩を帯びる鮮やかな和音は印象派に近い感覚があるのですよ。
例えば、無調の現代音楽、交響曲、そして、バッハなんぞを彼のセンスはどう聴いているのか?
言うなれば「イッちゃったクラシック」な夜。

ムーグさんの選曲に加え、湯山からも「これを聞かせたら、ムーグ山本はどう反応するんだ?!」という曲たちを彼に問うていきます。

また、グラフィックにも才在るムーグさんは、また、物事に絶妙な言葉を当てる詩人でもあります。
クラシックには標題音楽というものがありますが、当夜はまさにムーグセンスでクラシック音楽の名付け替えをするような試み。
実験的な秋の夜になりそう。

●予定の作曲家たち

シュトックハウゼン
ピエール・アンリ
リゲティ
ドビュッシー

あとは、当日のお楽しみ。

ゲスト
ムーグ山本
新型ロックバンド、バッファロー・ドーターではターンテーブル、口サンプラー、Vo.その他を担当。
バッファロー・ドーター以外でも、ソロでのDJやユニットでのギタープレイなどをする。
音楽とグラフィックの交差する領域で活動し、CDジャケット、DVD、Tシャツなどのデザインも手掛けている。

席亭
湯山玲子(ゆやまれいこ)
著述家。著作に『女ひとり寿司』(幻冬舍文庫)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(ワニブックス)、『ビッチの触り方』(飛鳥新社)。
上野千鶴子との対談集「快楽上等! 3.11以降の生き方」(幻冬舎)。
近著に『ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み』(マガジンハウス)。
ジェンダー、音楽、ファッション、アート、グルメなどを、大胆に横断し、ユーモラスに分析する筆致にはファンが多い。
父君がクラシック作曲家、湯山昭という環境に育ちつつも、ハマったのはクラブミュージックで、著書『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)は、クラブ文化を都市や歴史風土の観点から分析、論考を行った。
坂本龍一との対談が、雑誌『ゲーテ』、webマガジンcommmonsで連載中。
日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。

11.25(月)
湯山玲子presents
爆クラ <第27夜>
「ムーグ山本による、クラシックアヴァンギャルドの巻」

席亭
湯山玲子

ゲスト
ムーグ山本

door open 19:15
start 20:00

料金:¥3,000+ドリンクオーダー
¥1,500+ドリンクオーダー(学割)