伝統的なクラシック音楽と現代アートの最先端を担うドイツで
それぞれ活躍の場を広げる二人の凱旋ライブ！
azumi pianoの「月光:Mondschein」の織りなす調べに乗って、
真っ白なカンバスには、こだまこずえの鮮やかな色彩が躍り出す。
ヨーロッパで磨かれた二人の才能が作り出す、芳醇な世界をご堪能ください！！

azumi　piano
福岡県生まれ、千葉県育ち。
Köln在住。
3歳よりピアノを始める。
15歳より京都フランス音楽アカデミーにて
G.pludermacher、F.sermet、O.Gardon各氏のMeisterkurseを受講、
公開Lesson、演奏会に出演。
東京音楽大学在学時、ケルン音楽大学名誉教授であるGünter Ludwigの薦めで渡独、
内弟子となる。
2000年、ゾーリンゲン市に於けるMozart　Abendにて二夜連続モーツァルトのソナタを演奏し、賞賛を博す。
ケルン音楽大学、ハノーファー芸術大学で研鑚を積む傍ら
Académie Internationale d’Eté de Niceで出会った仲間達とTrio　Nizzaを結成し、
ヨーロッパ各地で演奏活動を行う。
東日本大震災後、Brusselsの芸術家と共に各地でBenefizkonzert für Japan
（チャリティーコンサート）を行う。
2013年、音と戯れ命よ芽吹け！をスローガンに
高齢者と子供達を、音と結ぶ「音戯噺：おとぎばなし」の会を立ち上げ、
日本でも活躍の場を広げている。
現在ケルンを拠点にベルギー、ハンガリー、イタリア、フィンランド、スイス等、
ヨーロッパを中心に活動中。
共演者は音楽家の他、詩人、作家、画家、俳優など多岐にわたる。
これまでに、伊能美智子、R.Remoli、V.Sakharov、石井千穂、秦はるひ、
F.W.Schnurr、J.Goldstein、N.Tichmann、高野耀子各氏に師事。
http://otogibanashi.jimdo.com

こだまこずえ
広島県出身、広島市立大学油絵科卒業。
上京後、女優の仕事をしながら、絵描きとしてもイタリアビエンナーレAU展への出展や
菊池成孔コンサートのフライヤーへの作品起用など様々なシーンに合わせて制作を行う。
幼少時代からアニメや映画が好きで、クリエイティブ産業の世界観を学ぶ為に広島市立大学油画科に入学。
卒業後に個展を開催し、高い販売実績を記録したことから絵画活動を本格化。
2005年、イタリアビエンナーレAU展に入選。
その際ミラノのダウィンチ作の壁画「最後の晩餐」を見学したことで、現地でしか見られないという壁画の不便さが新しい土地や人との出会いの場を作るという素晴らしさ、そして作家が必ずその絵の前に存在していたという特別な空間に感銘を受け、以後、全国各地を飛び壁画制作を中心に活動。
西広島の橋脚に作成した16メートルの巨大壁画は、2008年広島街づくりデザイン賞アート・サイン部門を受賞した。
2006年より、活動の枠はライブペイントへと広がる。
イベントやクラブで絵画制作の最初から完成までの過程を披露するパフォーマンスは日本国内のみならずカンボジア、ドイツでも高い評価を受けている。
近年はアニメーション制作も手がけ、2009年の作品「スイパスズイラプサ」はNHKデジタルスタジアムでベストセレクションに選ばれる。
同年、世界卓球CMコンペで「卓子ちゃんの休日」がグランプリに選ばれ、2010年にはNHK大河ドラマ「龍馬伝」のアニメCMの制作依頼を受ける。
尚、大学卒業後より芸能事務所に所属し、NHKの人気教育テレビ「さわやか三組」のレギュラーを1年間努めるなど、女優の仕事も手がけている。
画家の枠にとらわれず、芸術という形なき世界にアプローチする斬新な手法を常に開拓し、その成果をより人々の身近な世界に向けて発信し続けているアーティストである。