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大変、それから30年

1980年代初頭、二人は音と絵のコラボレーションを何度も行いました。
それから30年の時空を超えて再会!!!
音が絵となる、絵が音となる幻惑のビジョンへと、あなたを誘惑したい。-近藤等則

近藤等則から湧き出る音は、今もムカシも先ず尾てい骨にくる。
ムズムズと尻尾の後が疼くのだ。
そのムカシ、ジブンが精虫だった頃の原初の記憶を目覚めさせられたかのような、その生(ナマ)で官能的な感覚、同時に我が絵ゴコロの源泉でもあります。
5月18日。
30年後の“大変”新世界。尾てい骨から尻尾が生えてきそうです。-福田勝

80年代に一世を風靡した近藤等則のIMAバンド。
福田勝はそのデビューアルバム「大変」のジャケットを手掛けました。
バブル絶頂期の喧噪から離れ、世界を旅してきた二人のアーティストが再会します。
映像作家斉藤慎次郎の手により、福田勝の濃厚で香しい絵画世界が幻想的な空間へと変貌し、つややかでスケールの大きい近藤等則のエレクトリック・トランペットが共鳴します。

近藤等則
1948年愛媛県今治市生まれ。世界を舞台にグローバルな活動を続けるエレクトリック・トランペッター。
80年代に結成したIMAバンドで一世を風靡する。
93年、アムステルダムへ拠点を移し「地球を吹く」プロジェクトに取り組む。
ヨーロッパやアメリカでも高い評価を獲得し、参加したライブやレコーディングは膨大。
山木秀雄[dr]、酒井泰三[g]、Reck[b]、富樫春生[key]、ビル・ラズウェル[b]、ジョン・ゾーン[sax]、デレク・ベイリー[g]、ハービー・ハンコック[key]、ぺーター・ブロッツマン[sax]、DJ-KRUSH、栄芝[小唄]等。

福田 勝
1949年東京生まれ。
絵画家。
武蔵野美術大学卒業後、グラフィックデザイナーとして金子光晴の本の装丁、ジェームズ・ブラウンのコンサートポスター、近藤等則とのさまざまな制作、キースヘリングとの新雑誌の広告制作など多彩に活動する。
34歳のインドへの旅で画家への道を決め、創作活動の道へ。絵画のみならずことばや音楽の世界にも取り組む。
著書に『メコンの夢幻』(TOKYO FM出版)、『花絵和歌(はなえなごみうた)』(人類文化社)、『ワタシのひみつ』(地湧社)など。

5.18(日)
大変、それから30年

出演 : 近藤等則 (E-Tp)
    福田勝 (絵画)
    斉藤慎次郎(映像)

時間 : 19:00 開場/20:00 開演

料金 : 予約3,000円 当日3,500円(各ドリンク代別)