文字サイズ: | | オリジナル
PICK UP
湯山玲子presents 爆クラ 第34夜「劇的空間に、クラシックはお呼びでない? のか! ゲスト 三浦康嗣(□□□)」

演劇を始めとして様々なアートの主流は、クライマックス、ドラマティック無きポストドラマ時代。
わかりやすく言えば、お涙ちょうだい拒否。
爆クラでも何度も話題に上がる、非ロマン主義とポリフォニー感覚礼賛の現代クラシック耳にも繋がる話です。
しかーし、「もうそれは飽きたぜ」という感じもあり、たとえば、小劇場系演劇の繊細で微妙な温度感を、ベートーベンやマーラーの音楽に添わせられるのか?
「いやいや、ダメに決まっているじゃん」と誰しもが思うところを、そうじゃない可能性も含め、今回は追求していきます。
岸田戯曲賞受賞作『わが星』のまるで役者や装置の一部のように食い込んだ音楽世界を創り、いとうせいこうも加入した、彼主宰の □□□ でアルバム『ヒップホップの経年変化』を打ち出した、三浦さんによる、言わば「クラシックの経年変化」。

特に、演劇、映画、小説、パフォーマンスに興味がある方々、是非にお運びあれ!

●予定の作曲家たち

リヒャルト・シュトラウス
クルト・ワイル
ケルビーニ
シェーンベルク
バッハ

あとは、当日のお楽しみ。

7.24miuraroro

ゲスト:三浦康嗣(みうらこうし)
□□□(クチロロ)主宰。
スカイツリー合唱団主宰。
平井堅、m-flo、RYO the SKYWALKER、土屋アンナ、野宮真貴、bird、坂本美雨、MEG、環ROY、私立恵比寿中学等様々なアーティストの楽曲提供、プロデュース、リミックスや様々なウエブサイト、CM音楽監督と制作、昨年のカンヌ広告祭サイバー部門銀賞受賞、今年のD&ADイエローペンシル受賞した『TOKYO CITY SYMPHONY』の音楽監督、岸田戯曲賞受賞作『わが星』の音楽担当、「音楽劇ファンファーレ」の音楽・演出等々。
RISING SUN ROCK FESTIVAL等の大型音楽フェスやLow End Theory等のクラブイベント、吾妻橋ダンスクロッシング等の舞台/ダンス/美術/演劇的イベントまで縦横無尽に活動する唯一無二の存在。

席亭
湯山玲子(ゆやまれいこ)
著述家。
著作に『女ひとり寿司』(幻冬舍文庫)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(ワニブックス)、『ビッチの触り方』(飛鳥新社)。上野千鶴子との対談集「快楽上等! 3.11以降の生き方」(幻冬舎)。
『ベルばら手帖 マンガの金字塔をオトナ読み』(マガジンハウス)。
近著に『文化系女子の生き方 ポスト恋愛時代宣言』(大和書房)ジェンダー、音楽、ファッション、アート、グルメなどを、大胆に横断し、ユーモラスに分析する筆致にはファンが多い。
父君がクラシック作曲家、湯山昭という環境に育ちつつも、ハマったのはクラブミュージックで、著書『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)は、クラブ文化を都市や歴史風土の観点から分析、論考を行った。
坂本龍一との対談が、雑誌『ゲーテ』、webマガジンcommmonsで連載中。
日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。

7.24(木)
爆クラ 第34夜「劇的空間に、クラシックはお呼びでない? のか!
ゲスト 三浦康嗣 (□□□<クチロロ>)」

席亭:湯山玲子
ゲスト:三浦康嗣 (□□□<クチロロ>)

door open 19:15
start 20:00

料金
¥3,000(税込)+ドリンクオーダー
¥1,500(税込)+ドリンクオーダー(学割)