文字サイズ: | | オリジナル
PICK UP
『名前のない道』TOUR DE TSUMARI 東京初上映会&トーク

スクリーンショット 2014-07-29 17.58.21
『名前のない道』TOUR DE TSUMARI の東京初となる上映会を開催します。
伊藤嘉朗と地元の皆さんが、10年間かけて育ててきた「ツールド妻有」というイベントと、その背景にある人々の暮らしを映画に収録しました。
上映会後は、作家である伊藤と、映画を監督した泉山朗土、音楽を担当した一ノ瀬響によるトークを会場の皆様との応答も交え行いたいと思います。
ツールド妻有本番でも振る舞われる、米どころ新潟のおいしいおにぎりと、地元の皆さんがつけてくれた漬け物をほおばりながら、楽しい時間を過ごしにいらして下さい。

[映画解説]
越後妻有。信濃川流域に広がる新潟県十日町市と津南町からなるこの地域では、3年に一度「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」が開催される。国内外から美術家が集い、多彩な作品が地域に散りばめられ、多くの人々がこの地を訪れる。サイクリングイベント「TOUR DE TSUMARI」も芸術祭作品のひとつ。点在する作品や集落同士をつなぎ、その間に存在する魅力を同時に体験できる、動く彫刻とも称される作品だ。600人の参加者が黄色のジャージを着て野山を走る。エイドステーションは住民らが主体的に運営し、沿道では老若男女が手を振り走者に声援を送る。参加者は地域住民の暖かい歓迎とエイドステーションで振る舞われる美味しい地元料理、美しい景色に魅了され、リピーターとなる。
映画「名前のない道—TOUR DE TSUMSRI」は参加者や地域住民に親しまれ、いつのまにか地域の年中行事になりつつあるこのイベントと、それを支える集落の四季の営み、おおらかな四季の自然を捉えた記録映像

○プロフィール:
*伊藤嘉朗(建築家/アーティスト)
伊藤写真
東京芸大大学院修士課程修了、「設計組織アモルフ 團紀彦建築設計事務所」を経て伊藤嘉朗建築設計事務所を設立。芝浦工業大学非常勤講師
2006年に越後妻有アートトリエンナーレの参加作品としてTour de Tsumari 2006を発表。以後Tour de Tsumariを地元スタッフと協働で毎年開催。
主な作品
森に消える家 長野県/swim to the mountain 山梨県/牛窓のアトリエ 岡山県/small small tower 東京都/千住屋台計画 東京都/Tour de Tsumari 新潟県

*泉山 朗土(映像作家)
泉山写真
recomemo workshop & studio.代表
1974年東京生まれ。武蔵野美術大学卒後、現代美術作家、柳幸典に師事。 2004年recomemo workshop & studio設立。日比野克彦、藤浩志、中ハシ克シゲ、などのアートプロジェクトの記録や撮影監督の他、商業プロモーション制作などを行っている。全撮影を手掛けたSusan Norrieの映像作品”SHOT”、 “TRANSIT” が、それぞれEdinburgh International Festival 2009/ YOKOHAMA TRIENNALE 2011に出展。

*一ノ瀬 響(音楽家)
kyo_portrait2005_h
1972年、東京生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。大学在学中より現代音楽の作曲家として活動をスタートさせる。独自の豊穣なエレクトロニクスミュージックにより、合計4枚のソロアルバムを制作、日本はもとよりヨーロッパをはじめとする海外からも高い評価を受ける。ソロ活動以外にも数々の先鋭的なCM音楽の作曲やアーティストとのコラボレーション、インスタレーションのサウンドプログラミングまで、常に音と音楽の境界を探るジャンル横断的活動を展開している。

○映画『名前のない道』TOUR DE TSUMARI
本編:40分/カラー
製作:silent voice/企画:伊藤嘉朗、泉山朗土、相澤久美
監督・編集:泉山朗土
音楽:一ノ瀬響
プロデューサー:相澤久美

9/16(火)

出演/
○トーク:
伊藤嘉朗(建築家/アーティスト)
泉山朗土(映像作家)
一ノ瀬響(音楽家)

○ナビゲーター:
相澤久美(プロデューサー)

開場/19:00
上映/19:30〜8:10
トーク/8:30〜9:30
歓談タイム/9:30〜
終了/10:30

○料金/2,500円(税込)+ドリンク代
※新潟のお米と地元農家お手製の季節のお漬け物付き!
DVD販売も行います!